「ごめん、待った?」
「「「待った!!」」」
そう、何を隠そう私は寝坊をしてしまった…
だって前の日ウキウキしてなかなか寝れなかったんだもん
「ほんとどっか抜けてるよな。」
「うるさい…夏樹のばか…。」
「おーい、そこの二人!!早くバス乗らないと置いてかれるよ。」
「おー、今行く。」
青木くんに呼ばれて、バスまで走るとき
さりげなく手を握って走ってくれた夏樹にドキドキしたのは秘密です…
「揺れが調度良くてマジ寝みぃ。」
「寝れば?まだ旅館まで2時間くらいだから。」
「そーする。」
そういった夏樹は私の肩にコテッと頭をおいた
「えっ!?な、何夏樹?」
「枕。じっとしとけ。」
そのまま夏樹はすぐ寝てしまった
ヒマだな
やることもなくてボーッとしてたら私も眠くなって、結局夏樹と一緒に寝てしまった


