そのままキッチンの横にある新しくてピカピカの冷蔵庫の前に立った。 「やっぱり夏はアイス〜♪」 意味不明な鼻歌を歌いながらアイスを出す。 「ヤセヤセ君があったあ♪」 ヤセヤセ君とは、63円という素晴らしい安さで売っているアイスの事。 「おいひ〜♪」 アイスを食わえて2階の自分の部屋に行く。 「葵〜!!!」 部屋に着いた瞬間に私を呼ぶお母さんの大声が響く。