「ううん・・・。なんでもない・・・。」


沙羅は、少し暗い表情をしていたのに、すぐに、明るい表情に戻って、



「さ!!帰ろ!?送ってく。」



「うん・・・。」








このダンスパーティーが、私の運命までをも、

変えてしまうという事を



このときの私は、まだ、知らない・・・。