むしろ、尊敬されるなら、彼女達だろう・・・。 私は、物思いにふけながら、遠くを見つめた。 その表情を、あの不思議なオーラを取り持つ、彼が見ているとは露知らず。 しばらくすると、パーティーは終わり、私達は帰路についていた。 そして、沙羅とともに、元着ていた服に着替える。 「美月・・・明後日から、夏休みに入るね・・・。」 「それがどうかした?」