そう思って、吉斗が寝転がってるすぐそばに座った私。


でも.....なんだか、それだけじゃ物足りない。



そういえば…さっき、髪触られるのしきりに嫌がってたよね…?



そう思いながらも、吉斗の頭の方に手を伸ばす私。




・・・すると、いきなりその手を掴まれた。



「っ!?よ、吉斗…起きてたの!?」



「さっきからだけど…?でも、男の寝込みを襲うなんて…大胆になったな、美月。」




そう言って、近づいてくる吉斗の悪魔な笑み。


.....私は、自然と目を閉じてた。