「へぇ~。」



鳥取雄大は、さして興味もなさそうな返事をした。



そんな鳥取雄大に対して、

可奈は、


「私達、今から海に行くんだけど・・・あんたは、ここに置いてくから。」



その言葉を聞いた鳥取雄大は、

うんざりだ、という表情をして、


「はぁ~!?勘弁してや、俺もう、密室におるの、飽きたんやで!?」



「そんなこと、こっちは知らないわよ!
それに、全員に迷惑かけたんだから、
あんたに自由なんかあげません!!」



どうやら・・・この二人、

犬猿の仲と、言うべきか・・・。