「瀬奈は?踊らないの?」 すると、瀬奈は、恥ずかしそうに顔を俯かせて、 「恥ずかしながら・・・私、こういうパーティーに何回も出てる癖に、踊れないんです・・・。それに、吉哉も・・・。」 と、いいながら、視線を金髪の彼に向ける。 「ああ・・・。俺も、こういうの慣れてないし・・・。じゃ、踊らないことにしよっかってことになって。」 「ふぅ~ん。」 二人とも、踊りのことを言っているとき、何故かしどろもどろになっている・・・。 深い意味はなさそうだけど・・・。