「それでは・・・それぞれの部屋へ・・・。」 アテンの中途半端なセリフ、 視界を遮断するアイマスク・・・ 今は、その一つ一つに不安を感じるけど・・・ でも、吉斗や他のみんなを信じる気持ちがあれば、 そんなの、苦にならなかった。 ――――――― ――― 静か過ぎて、息を吸う音まで相手に聞こえちゃうんじゃないかという、静かさ。 その中で、私は今、鳥取雄大と二人きり。 変な事とか・・・されないよね?