結局流されて、ペア交換の話は、後回しになってしまった。 でも・・・。 吉斗もどこか、不安げな、悲しげな表情をしているから、 何も言えなくなってくる。 時々視線が絡み合うけど、すぐに二人とも、逸らしてしまう。 息も詰まる静寂の中、私達は昼ご飯を食べ終わった。 その時・・・ドアから物音が・・・!? ―――ガチャガチャッ 「な、何?」