「辞めてください!!もう、私のことで喧嘩するのは・・・辞めてください!!」



これまでに聞いたことがないくらいの大声を出した優季に、

二人も、少し驚きながらも、静かになった。



「もう・・・いいですから・・・。私、千秋さんのこと・・・諦めますから・・・!!」



優季の涙ながらの、言葉に、

千秋は・・・



「お前、意味わかんねぇよ!!」



この言葉には、会場にいる誰もが、驚いた。



普通、ここは慰めの一言でも入れるもんでしょ!?