とりあえず、意味が分からない私達は、




「どうやって?」



と、聞いてみる。




そしたら、帰ってきた答えは・・・。




「まずさ。優季と千秋の部屋に潜入だよ!!」




・・・・・え?




またもや、私達は可奈を凝視する。




すると、可奈はいきなり早足で、ドアの所へ行き、




腰のポケットから、何やら細長い金具を・・・




「な、何それ!?」



沙羅は、可奈に驚愕の目を向ける。



すると可奈は、バカにしたような笑いをして、



「ヤーダ。ピッキングも知らないの?お嬢様は。」