「今日は、昨日の夕食の会場で、皆様全員で過ごしてもらいたいと思ってます。 ・・・・・では、また、1時間後、皆様を迎えに行かせますので。」 その言葉が終わると同時に、モニター画面が、プツッと消える。 その様子を見届けてから、吉斗は、私の方を見て、 「美月、朝ごはん作って。」 子犬のような、可愛い目で、私を見てきた。 キュンッと、なる。 恋した人は、こんな風に、いっつも、ときめいてるんだ・・・。