・・・・・そんな私の浮かれた心を、沈ませたのが、 またしても・・・。 「皆様、お目覚めになられましたでしょうか?」 アテンの、あの録音したような声。 私は、面倒だと思いつつも、隣のファーストルームへと向かった。 すると、既に吉斗は、モニター画面を食い入るように見つめていた。 「あ、おはよ。」 「おー。」 昨日の今日で、少しギクシャクしているような気がするのは・・・ 気のせいだろうか・・・?