「美月のことだから、何も書いてないと思った。」 私・・・どんだけ冷血女に見られてるんだか・・・。 ってか、いい加減・・・ 「ちょっと、そこ、邪魔なんだけど。」 吉斗は、私の邪魔をするかのように、体を近くに寄せていた。 無駄にドキドキしちゃって、何にも考えられなくなるんですけどっ!! 「何で?」 何でって・・・。 これ以上、吉斗と話してても、埒があかないと思った私は、 「私、就寝部屋行ってくるから。」