お風呂に入っている間、私は、これまで謎に思ってたことが、頭から離れずにいた。




・・・もちろん、吉斗とのことは、それ以上。




「はぁー。今日はいろんなことがあったなー。」




なんて、のんきにため息をついていたら・・・。




「いろんなことって?」




カーテンの外から声が聞こえてきた。



っえ!?



ちょっと待って・・・!?




「なんで、そこにいるのよ~!!」




「なんでって・・・別によくね?」



「よくないっ!!」




私は、有無を言わさず、吉斗をファーストルームの方へと押しやった。



・・・と言っても、あくまでも、声で、だからね?



まさか裸で・・・出るわけにもいかないし。