そう思って、俺は、吉哉のいる日陰へと走る。



「吉哉!!さっきは、マジありがとな。」



すると、吉哉は、照れくさそうに・・・でも、ぶっきらぼうに、



「ま~な。」



その時、また、スピーカーから、アテンの声が。



「皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?」



すると、千秋は、自分が悪いくせして、



「冗談じゃねぇよ!!こんな灼熱の太陽の中、楽しめるわけねえっつーの!!」



アテンに怒りをぶつける。