「お目覚めになられましたか?じゃねーよ!!早く出せよ!!」 あの千秋って奴の怒声に、 美月も目をこすらせながら、起きた。 「何なの・・・?こんな朝早くから・・・。」 まだ、寝ぼけているようで、 俺がこの部屋にいても、何も言わない。 「そろそろ起きたほうがいいんじゃね?」 俺が声をかけると、彼女は、俺の方を見た。