そう思いながら、美月の思いに反して、 俺は上半身裸のまま、左の部屋に入った。 すると、美月は、怒りからか、照れているからか、 どちらか分からないぐらい顔を真っ赤にさせ、 「ちょっと!!何で入ってくるのよ!?」 「何でって・・・寝る部屋だから?」 「寝る部屋だからって・・・躊躇するでしょ、普通。」 ああ・・・だから美月・・・あ、そういう事。