しかも、

「なに言ってんだはこっちのセリフだよ。なに遠慮してんの?」

とか言われてしまい…。

いーえ。

決して遠慮しているわけではありませ――――ん!!

と大声で叫びたい!!

本気で思ってしまったが、そんなことできるはずもなく…

「そーよ、乃愛たちがいーって言ってんだから遠慮しないの!!」

なんてゆー里歌の悪魔の一声のおかげで、お昼ごはんを一緒に食べるはめに。

はぁ……

再びため息をもらすと

「あの、里歌先輩。ちょっと提案があるんすけど…」

後ろから拓哉くんの声が聞こえた。