一方
ムカデのオスとメスは
森中の昆虫達を
集めていた。

ざわめく森。
ざわめきは
ムカデの一声で
おさまった。

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「多忙な所、ここに集まって頂いた理由は他でもない。狼族の長の様子がおかしい・・・それにともない狼達の様子も、いつもと違う。昔、一戦交えた中。言わば、ある意味の戦友である。心配になり、狼族の元へ行った所、いきなり攻撃を受けた・・・これを見て欲しい・・・私の妻の腹を・・・無残な噛み傷がある・・・」

ムカデのオスが
メスの腹を
昆虫達に見せつける。

そんなメスの姿を
見ると
森中が
ざわめきに包まれる。

(ΘΠΖΔΚΛΥΡβζθ)

「なんて、酷い事をしやがるんだ」

(ΡΚ♀÷√∽ΡΤΦ)
「心配で見に行っただけだと言うのに酷い事を・・・」
(∃⊇∧∬ΘΛΡΤΦ)
「まさか、昔、戦った事を根に持って攻撃をしたのか!!」

昆虫達からの声からは
同情の声があがる。

すると
ムカデのメスは
痛そうな声で
昆虫達に話し始める。