それから昆虫達は

自らの体の不備を

変えつつ

巨大化して

いったのです。

しかし

厄介な事に

我ら以外にも

人間の知恵を

盗んだのも

昆虫という事です。

数万年前

人間は昆虫を

虫かごと呼ばれる

牢やに閉じ込めたり

巣と呼ばれる

昆虫の家に

殺虫剤と呼ばれる

毒ガスを散布し

大量虐殺をしていた。

そんな昆虫達は

人間の話や行動を

見て感じました。

人間に殺されたくない。

そう感じたのです。

言葉と似た

コミュニケーション能力

を身につけ

知恵も身につけた。

中には

社会性を

身につけた

昆虫もいます。

アリやハチです。

彼ら昆虫は

あなた方

人間を敵とみなし

襲って来るでしょう。

しかし

彼ら昆虫にも

なぜ?あなた方

人間を見ると

無性に憎くなるのか

分からないハズです。

それは

あなた方の

祖先のサルが

ヘビを嫌うのと

同じ理由だと思います。

太古の昔

あなた方の

祖先のサルは

大きなヘビに

体を締め付けられ

殺された記憶が

遺伝的に残り

その記憶が

名残となり

ヘビを恐れる。