放課後、 悠斗は半袖の体育着、ジャージのズボン姿で 「また明日な」 と部活へ行ってしまった。 真理はいつも校門に彼氏が来るから 一緒には帰れない。 他に友達がいないし…… 『ひとりで帰るなよ』 悠斗の言葉を思い出した。 窓際の自分の席に座って、窓の外を見た。 手を繋いで帰っているカップルだらけじゃん みんな恋しているんだな… だんだんと教室の中が静かになって 気づくとひとりだった。 誰かと一緒に帰れって… 私には悠斗しか いないんだよ……