そう言われて、小島を見ると、 前髪の隙間から見える小島の目は、やっぱりくりくりで、 小島は一度目をそらして、 ふっと優しく笑った。 「また…明日な」 そう優しく言いながら、小島はお腹に回された私の腕を、 ポンポンと軽くたたいた。 「……うん」 仕方なくチャリから降りて、 すっかり暗くなってしまった中、 「じゃあな」 と、ちょっと私の顔を覗き込んでから、 くるっと向きを変えてチャリで帰行く小島の後ろ姿を ずっと ずっと 見えなくなるまで 見送ってしまったんだ。