悲しい事に日はどんどん過ぎて、 体育祭前日になってしまった。 いつもの帰り道が いつもよりもずっと早く感じてしまって、 あっという間に家の前についてしまったような気がした。 小島の背中から離れたくないと思ってしまった。 いつまでもくっついている私を不思議に思ったのか、 小島はチャリに乗ったまま、 ぐるっと後ろを振り返って、 私の顔を覗き込んだ。 「どした?」