落ちていく涙。
私は泣くと、鼻水が大量にでる。
ズルズルと鼻を啜りながら泣くなんて、なんともかわいくない泣き方だ。
「悠斗がこんな事しなくたって、私は…
悠斗がずっとそばにいてくれたら、それだけで…
私は全然大丈夫だよ。
もう、大丈夫なんだよ」
あふれでる涙と鼻水を、こらえながらそう言った。
「俺…
桃叶のそばにずっといるから…
あ…ありがとな」
悠斗は冷やしていた私の手から、自分の手を離して、チャリのハンドルを持った。
悠斗は私のために
私なんかのために………
やっぱ悠斗に言わなくちゃ。
私の口からちゃんと
過去の自分を………
「悠斗
私………
中学の頃
ヤンキーだったんだ…」



