窓の外のホストみたいな髪型の悠斗が携帯を取り出した。
その時、私の携帯がぶるぶるぶるっとした。
「もしもし・・」
≪あ・・桃叶。終わったよ≫
「ちょっとこっち・・・こっち向いて」
≪こっちって・・どっちだよ≫
ゆっくり振り向いた悠斗と
窓越しに目があった。
ヤバい・・超・・・ヤバい!!!!
姉ちゃんて・・・神!!!
悠斗が携帯を切りながら、窓に近づいてきた。
「ちょっと!こっち来るって!!」
隣の女がはしゃいだ。
ごめんな・・私の彼氏だし!!
悠斗は私の前で、ちょっと屈んで笑った。
その姿にきゅんきゅんが止まらない・・・
私は「え?」という顔の女3人を横目に、
カフェを出た。
手を繋ごうと手を伸ばした悠斗の腕に、
ぎゅっとしがみついてしまった。



