ひとりでカフェなんて入りにくいって言ったら、
店長がカフェの注文口まで一緒にきてくれた。
下のカフェは、店長の奥さんがやっているらしい。
店長はすぐ、上の美容院に戻って行ってしまった。
店内はちょっと混雑していた。
外の見える窓際のカウンターの
一番端っこが一つ空いていたから、
そこに座って無料のコーヒーを飲みながら
悠斗を待つことにした。
ひとりでしばらく座っていたら、ひとりカフェもなかなかいいもんだと、
ちょっと緊張がほぐれてきた。
暇だな・・・
端っこに座ったから、隣が壁で、
頬杖をついて、ちょっと壁にもたれてしまったら、
ものすごい睡魔に襲われた。
外から丸見えなのに、
うとうととしてしまった。
「あの人、かっこよくない?」
隣の女の声で、目が覚めた。
うっかり寝てしまっていた。
「ちょっ。顔見えないし」
隣の隣の女がそう言った。
「うっわ。顔面偏差値・・高っ!!」
隣の隣の隣の女がそういった。
顔面偏差値?
どいつがだよ。
カウンターの女3人が外を見ながら言っていたから、
私も壁から体を起こして、
外を眺めた。
紺、ピンク、白のチェックのシャツ。
中は白T
ベージュのパンツ
あれ?悠斗の服と同じじゃね?
でもあんな・・ホストみたいな髪型・・・
ん・・・んんんん??????
ゆ・・・・悠斗???



