花火が終わって、
悠斗が家まで送ってくれた。
家の前まで来て、
「じゃあ・・またな」って、
頭をなでる悠斗。
帰っちゃうのが、さみしくて
駅の方へ歩き出した悠斗のTシャツのすそを掴んだら、
驚いたように悠斗が振り向いた。
「毎日会うのって
ウザいかな・・」
正也は、
向こうの都合でしか、会えなかった。
次の約束なんかしたことなかった。
『次いつ来ればいい?』って聞いた私に
『うぜー』って。
それから私は次を聞かなくなった。
呼ばれたら行く。
私も付き合うって、そういうものだと思ってた。
でも、
悠斗には
悠斗とは
会いたいって思うんだ。
少しでも長く一緒にいたい。
毎日会いたい。
そういうのって
男はみんなウザいんだろうか・・
悠斗は目を細めて笑った。
「また、明日な」



