優しいんだな・・悠斗。 立ち上がった悠斗に、箱を渡した。 「俺?」 「うん。300円のだけど」 私は、笑った。 悠斗は箱を開けて、 茶色の革っぽいブレスレットを出して 何も言わずに 私にブレスレットと、左腕を差し出した。 だから 私は悠斗の左腕に、二回ぐるぐるっとまわして、つけた。 「ありがとな・・・」 悠斗は左腕をながめて、 左手で手をつないできた。