隣に座っている悠斗の横顔見たら、
前髪が顔にかかっていて、
私は繋がれた手の反対の手の指で、
すっと悠斗の前髪を
耳にかけてみた。
でも耳にかかるほどの長さはなくて、
また、
パサッと顔にかかってしまった。
う~ん。。。
もう一回。
もう一度前髪に手を伸ばすと、
その手を悠斗が掴んだ。
「やめろって」
悠斗は優しく笑いながら、
手を離した。
「前髪・・伸びたね」
そういって悠斗を覗きこむと、
悠斗は、また
顔をそむけた。
なんだよ悠斗・・
「悠斗?」
さらに覗き込むと
「あんま見んなって・・」
女みたいに綺麗な肌の悠斗の顔が、
真っ赤になった。



