家のそばのバス停で、
また、駅へのバスを悠斗と待った。
悠斗がすっと私の手を繋いできた。
悠斗は今日、
カーキ色のパンツに、ベージュのTシャツ。
指をからませて繋がれた手を見た。
悠斗は、指が長いと思った。
腕も長いし・・男なんだなって思った。
「どした?」
下を向いていたせいか、
悠斗が心配してきた。
私は、悠斗の顔を見て、
ううん・・と笑った。
そしたら、悠斗は
私とは反対側に顔をそむけた。
悠斗のほうこそ
どうしたんだよ。
その時バスが来た。
悠斗はやっぱり私を先に乗せてくれて、
座ってからまた指を絡ませてきた。
悠斗の指が綺麗で、
この指で・・・って
昨日のことを思い出してしまって、
きゅんってしてる自分に
【このどスケベが!】と、
自分で自分に突っ込んでいた。



