「どう・・・かな・・」
私は自分の姿を見まわした。
ママは私に抱き着いた。
「良く似合ってる。良く似合ってるよ。
着てくれてありがとう。
髪も・・お姉ちゃんさすがだね。
派手すぎず。地味すぎず・・・素敵だよ」
そう言って、私の髪型を見た。
真上じゃなくて、すこしサイドに
まとめてくれて、
毛先を巻いてくれた。
何もヘアアクセはつけてない。
編んだ自分の髪でまとめたように
なっていた。
ピンポーン
その時インターホンが鳴った。
「あら。彼氏かしら?
ママ、会ってもいい?」
「うん。でも、時間大丈夫?」
「あいさつするぐらいの時間はあるって」
はいはーいと、ママは涙を拭きながら、
玄関の方へ歩いていった。



