「もう行くの?」 ママは驚いたように言った。 「うん。あ・・髪もそろそろ カットとか、カラーとか 姉ちゃんにやってもらおうかなぁって思って」 「そう」 ママはちょっとさみしそうに、 浴衣とか下駄が入った袋を渡してきた。 「お姉ちゃんによろしくね。 店長さんにも、ちゃんとあいさつしてね。 お世話になっていますって。 あと、それから・・」 「わかったって。 ちゃんとあいさつする。 じゃあ・・行ってきます」 私は、バス停へ向かった。 今からやってもらえば、 きっと間に合う。