「いいよ。普通の服で行くし」
私がそう言うと、
姉ちゃんはなんだかすごく悔しがっていた。
「何言っちゃってんの!
爽やかくんだって、桃叶の浴衣期待してるに
決まってんじゃん!
どうすっかな・・
なんか良い方法・・
あ、ママ!
ママが持ってるかもしんない!
明日、ママに聞いたら、
浴衣のセット一通り持って、
姉ちゃんの美容院に来な。
わかった?」
よしよしと、姉ちゃんは頷いた。
「なんか・・悪いよ。
姉ちゃん仕事中じゃん」
「大丈夫大丈夫。
店長がさ~
桃叶のこと、心配してたから。
また元に戻ってないか」
くくくくっと姉ちゃんは笑った。
あの・・親父。。。



