「姉ちゃんに助けてもらったよ」
姉ちゃんは、驚いたように
私の顔を見た。
「姉ちゃんが、いなかったら私
きっと今も、ヤンキーのまんまで、
高校行っても友達できなかったと思うし、
片思いが実ることなんて・・
なかったと思う。
助けてもらったよ。
助けてもらってばかりだよ。
姉ちゃんには、ほんと
感謝してる」
姉ちゃんはうれしそうに笑った。
「今度彼氏紹介してよ!
どんだけ爽やかなのか。見てみたいし。
姉ちゃんもさ、ほんとは爽やか系がタイプなのに、
なんでか、ホスト系の男ばっかよってくんだよな・・」
と、ぶつぶつ言いながら
姉ちゃんは、きんぴらごぼうを箸でつまんだ。



