「家族は?」 誰もいないような気がしたけど、一応聞いてみた。 「昼間はいつも誰もいないよ。 共働きだから」 「そっか…」 悠斗が階段を上ったから、後からついて行った。 「あと兄ちゃんがいるんだけど、結婚して○○県にいるんだ」 階段を上りきって下を見たら、 姫がさみしそうに見上げていた。