【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』







「どうして…?」






「桃叶に告白したやつらは、みんな即断られたって聞いてさ。



俺が告っても断るだろうな…って。



だったら


桃叶に、俺を知ってもらって、好きになってもらえばいいって思ったんだ。



本当は体育祭実行委員は、俺じゃなかったんだ。



桃叶に近づきたくて


その………


代わってもらったんだ」






悠斗は顔が真っ赤だった。





「悠斗…いつから…?」






「……入学式。。。」





悠斗は私に回していた手を解いて、


頭をポリポリと、かきだした。