【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』




「なんでもっと早くそばにいてくれなかったの!」




言ってもしかたないとわかっていながらも、

悠斗に気持ちをぶつけてしまった。




そしたら悠斗が



意外な答えを返してきた。




「桃叶が

すげ−……




かわいかったから」






かわい・・かった・・




上半身裸の悠斗に抱き着いていたから、


悠斗の心臓が、猛スピードでドキドキしているのが伝わってきた。




「悠斗…」




ちょっとうれしくなって抱き着きながら、悠斗を見上げた。



そしたら悠斗は私の頭を、ぐっと自分の胸に押さえて


ギュッと抱きしめた。




「ちょっ…今、こっち見んなっ」