不安になっていた私の手を握ってきたのは
真理だった。
「今日告白してみたら?
夏休み長いよ?」
「うん…」
真理に手を引かれて、
流れるプールに一緒に入った。
マジで流れる、このプール。。
真理の持ってきた、デカイ浮輪に真理と一緒につかまって流れた。
亜依は早苗と、男たちに合流していた。
「悠斗が巨乳好きだったらどうしよう…」
真理に、ぽそっと言ってしまった。
「大丈夫。亜依は茂野くん狙いだから。秘密だけど」
茂野?あの坊主頭?
そうなんだ。
「早苗…は?」
「早苗の彼氏は和泉くん」
和泉?あの長髪?
そうなんだ…
「真理…彼氏は?」
「今日は、桃叶のために私はいるの。
こうでもしないと小島くん誘わないでしょ?
彼氏よりも桃叶とって今日いるんだから、
なんとしても頑張ってよ!」
真理…あんたやっぱりいいやつだ……



