【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』





「も〜もちゃん」




姉ちゃんは私をからかう時、必ず『桃ちゃん』と呼ぶ。





「水着売り場行こうか」




姉ちゃんにぐいぐいと引っ張られ、



いくつものマネキンが、いろんな水着を着て突っ立っている所に来た。





水着なんて小学校のスクール水着以来だよ。。




「試着試着!!」




姉ちゃんはウキウキと、


私にあれだこれだと何着も着せて、


ついでに自分も何着も試着して。。





結局姉ちゃんは黒のきわどい?ちょっとエロい?ビキニ。


私は、姉ちゃんが選んだ、ピンクに白の水玉模様

真ん中にフリフリがついているビキニ。

ちょっと幼いような…気もしなくもないが。。





姉ちゃんが買ってプレゼントしてくれたから、文句は言えない。。






姉ちゃんの黒ビキニの方が悠斗を刺激していいんじゃないかと思ったけど。。




黒ビキニを試着した私を見て姉ちゃんが


「これは15の男には見せられない」



と言った。



んで、なぜ自分に買うのかまるで謎だ。。