自分の部屋のベッドに寝転がって 悠斗のメアドを見つめて考え込んでしまった。 悠斗がメールをしない人と知って 正也と重ねてしまった自分がいた。 悠斗には正也とかぶるところが一つもなかった。 真逆の男だった。 ただ一つ、メールをしないという事 ただ一つ同じところがあっただけで 悠斗も、もしかしたら正也みたいに、付き合ったらなるんじゃないかと 悠斗を信じる気持ちが、がたがたと崩れ落ちていく。 悠斗が変わってしまうんじゃないか、 ただそれが 怖くて怖くて仕方なかった。