【完】ヤンキー女→清楚女『逆高校デビュー』





水族館を出て、イカもタコもカニも


全部食べ物に思えてしまった自分にがっかりした。。。




「疲れた?」


悠斗が少し心配そうに私の顔をのぞきこんだ。



あ…暗い顔しちゃったかな…



「ううん


なんか…私…


かわいくないなと思って」


悠斗はちょっと繋いだ手をギュッとして立ち止まった。



「どした?

何でそう思う?」



優しく悠斗が聞くから、

サメのこととか、全部食べ物に思えてしまって自分にがっかりしたこととか


全部、話した。




そしたら





「俺と同じだ」


って



悠斗が耳元で言った。