水族館を出て、イカもタコもカニも 全部食べ物に思えてしまった自分にがっかりした。。。 「疲れた?」 悠斗が少し心配そうに私の顔をのぞきこんだ。 あ…暗い顔しちゃったかな… 「ううん なんか…私… かわいくないなと思って」 悠斗はちょっと繋いだ手をギュッとして立ち止まった。 「どした? 何でそう思う?」 優しく悠斗が聞くから、 サメのこととか、全部食べ物に思えてしまって自分にがっかりしたこととか 全部、話した。 そしたら 「俺と同じだ」 って 悠斗が耳元で言った。