性転換してぇ。

「ヒデ…」

一輝は何だか、泣きそうな目をしてこっちを見上げる。


「あの…さ…ちょっと…もう朝学活始まっちゃうけどさ…今すぐに話たい事あるから…いい?」


一輝は不安げな表情を浮かべ、頷き二人で教室を出た。


その後ろを金井はこっそり着いてくる。