「ねぇ鳴海っ!…速水の好きな人って誰?」 「知らねぇよ!」 俺はイライラして、何も悪くない長倉に怒鳴ってしまった。 「あ…ごめん…」 長倉の顔も不安そうに、なる。 「あ…いや…俺こそ…」 こういう時に限って、下駄箱には誰も居ない。