そんな普通のやり取りをしていただけなのに…

私の心は、
あんな簡単に佐藤一輝に奪われてしまった


初恋だった


毎日毎日 佐藤一輝の事しか頭に入らない

「ねえ結衣?」

「何?」

声をかけてきたのは
幼なじみの和人

和人は私の大好きな
《神友》-。