「優… 」 涙が頬を伝って、こぼれおちる。 やっぱり優だよ…。 あたしは我に返った。 「あっ、ごめんねっ…。すごく友人に似ていたから…」 転校生は首を横に振る。 「俺は大丈夫。えっと、君の名前は…」 転校生はあたしの名札を読もうとしている。 その名札を読もうとする一生懸命な姿に「クスクス」と笑ってしまった。 「??」 男の子は不思議そうな顔をしてあたしを見ている。