親父行くぞ


どうやら親父は
部屋を聞き待合室で
茫然と現実を見ていた


そんな親父を
引っ張り連れ


エレベーターの前

三階に行くボタンが霞む


乗り込む勇気

箱は上がっていく…

現実までの
カウントダウン


扉が開けば
目を覆いたくなる


307…


307…


部屋には母さんと
愛海ちゃんの姿が


凜は静かに寝ている


母さん…
凛は…凛は…


もう大丈夫だから


大丈夫その言葉で
一安心して


身体の力が抜けきった