昼過ぎて
バイトまで
あと1時間
という時に


電話が入る


はい、もしもーし


気軽にとった僕には
背負うに重すぎた


生涯で一番受話器を
とりたくない相手の
受話器をとってしまった


電話は救急病院


凛が意識不明で搬送され
○○病院に運ばれた
と言う現実


一生の不幸を
知らされた


受話器を握る手は
握力が今にも
なくなりそうで


ガタガタと震えてた


あんなに元気な凛が
意識不明…


受話器の向こうの
声が遠くに行ってしまう


もう頭に入ってこない


崩れ落ちたのも
感覚がなく


床が冷たかった
と言う印象が
強く今でも残っている