セナの冒険







ささっと着替えリビングに行くと、ロイドは赤くなった頬を押さえながら料理を作っている。




……ちょっとやりすぎたかな?

よくわかんないけど、励ましに来てくれたんだもんね…?




「ごめんね?ちょっとやりすぎたかも」




私はせっせと夕飯作りをしているロイドに近付き謝った。




私が言うと、ロイドは予想外の言葉だと言う顔で私を見てきた。




「ほんとは励ましに来てくれたんだよね…?ありがとう」




言い終わるか終わらないかのうちに、ロイドはガシッと私の肩を掴み、自分の胸に私を押し付けた。