セナの冒険







「…きて、起きてセナ」



「…んぁ?」



私の体をユサユサ揺さぶるのは………サーシャ?



「…おはよう………」



目を擦りゆっくり起き上がると、まだ寝ぼけてるせいでサーシャの上にドサッと被さってしまった。



「セナ、起きてー」



サーシャが苦笑して困っていると、カズキが入って来た。



「準備出来たぞ〜…って、何やってんだお前ら?」



「カズキ、セナが…」



「ん…かじゅき…?」



「そいつ寝起き悪いからなぁ…」




カズキも呆れながら私をなんとか起こし、私もパッチリと目が覚め朝食へと向かった。